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主な活動紹介

展覧会に向けた作品制作

展覧会に向けた作品制作

芸術の世界における展覧会は「審査あり」「審査なし」の2つのカテゴリーに大別されます。前者は当然、審査を意識した制作や指導、具体的には伝統に則った正統な表現であることを意識します。対して後者は、学生がやりたい表現を自由に追求しています。書道は伝統文化でありながら芸術でもあります。伝統は不変の価値を持ち、尊重されるべきではありますが、それに固執しすぎると学生の独自性が抑えられ、心の中に湧き上がる表現が押さえつけられてしまうこともあります。伝統への敬意と新たな可能性への探求心のバランスを大切に、作品制作に励んでいます。

書道パフォーマンス

書道パフォーマンス

袴に身を包み、音楽に合わせて巨大な紙に歌詞やメッセージを揮毫する、迫力のあるパフォーマンスを学内外で行います。現在、定期公演は毎年10月に開催される、帝京大学八王子キャンパスの学園祭「青舎祭」と、11月に八王子市で開催される「八王子いちょう祭り」の年2回です。練習では、まずは自身のパートの半紙練習からスタートし、その後、原寸大のレプリカ作りといった全体練習に移ります。パフォーマンス時の動きを動画で撮影し、コーチからフィードバックを得て完成に近づけていきます。

企業、団体からの依頼(クライアントワーク)

企業、団体からの依頼(クライアントワーク)

企業、団体からの依頼に基づく作品制作と書道パフォーマンスを行います。
制作する作品は、クライアントと打ち合わせを重ねながら、双方が満足できる方向性を模索するように心掛けています。

【主な実績】
大阪・関西万博/「未来へつなぐ日本の書 ~空・時・海を超えて ~ 」
(公財)東京観光財団/東京サステナブルMICEショーケース
京王百草園/紅葉まつり
大塚製薬/「カロリーメイト」WEBCM
伊勢丹立川店/「新春イベント」書道パフオーマンス&ワークショップ
日野市・日野市観光協会/ひの新選組まつり
(一社)八王子青年会議所
八王子市教育委員会/「二十歳を祝う会」祝賀書道パフォーマンス
日の出町・日の出町観光協会/「日の出町産業まつり」「ひので桜まつり」

【メディア出演】
TBSテレビ「NEWSの全力!!メイキング」

留学生向けの書道教室

留学生向けの書道教室

茶室や畳、小上がりのある、日本人学生と留学生のコミュニケーションスペース「OUCHI COMMONS」(八王子キャンパス)で、留学生に書道を教えています。留学生に筆を使って文字を書くという特別な体験をしてもらうことで、楽しみながら書道の入り口に立ってもらうことを意識しています。
また、書道部の部員は、言葉の壁にひるむことなく、筆談やジェスチャー、大きなリアクションをとることで、異なる文化背景を持つ留学生と積極的にコミュニケーションをとることを大切にしています。

部訓

静かなる闘志を燃やせ

私の師匠である故・榎倉香邨先生からいただいた言葉です。私が展覧会に落選すると、先生は決まって励ましの手紙を送ってくださいました。
あるときの手紙には、こうありました。

「一生懸命頑張ったのにだめだった。入落の差はきっと紙一重だったと思う。何がだめだったのか、一緒に考えよう。来年に向けて、一緒にがんばろう。静かなる闘志を燃やそう」この手紙をいただいてから、「静かなる闘志」という言葉が頭から離れません。ギラギラせず、気持ちを内に秘め、静かに闘志を燃やす。がむしゃらに、ただひたすらに頑張ることも大切だけど、ちょっと立ち止まって冷静になったときに、はじめて見えてくることもあるのだよ。そんな先生の言葉が聞こえてきそうです。
(福井淳哉監督談)

静かなる闘志を燃やせ

書道部の年間スケジュール

書道部の年間スケジュール

TOPICS(1)書道を通して成長しよう! 「文化部選抜推薦制度」

帝京大学の強化クラブに指定されている書道部では、福井淳哉監督 による選抜を行っています。約15,000人の学生が学ぶ多摩丘陵の自 然豊かなキャンパスで、仲間と共に自己を研鑽し、社会に貢献できる 人材へと成長したいと考える高校生を、全国から募集しています。 応募者は福井監督の選抜を経て大学に推薦。合格後に書道部に入部 となります。「書道が好きで、大学進学後も続けたい」「書道を通して、 自分を成長させたい」高校生のみなさんの応募をお待ちしておりま す。一緒に頑張りましょう!

文化部選抜推薦制度に関するお問い合わせ

帝京大学八王子キャンパス 学生サポートセンター
042-678-3309/gaku-sc@main.teikyo-u.ac.jp

TOPICS(2)地元から世界へ。伝統を学び、未来を拓く筆となる。

全日本高校・大学生書道展では団体7位に入賞し(※過去最高3位)、個人では最高賞の大賞を1人が受賞。国内最大規模の読売書法展においても10人以上が入選し、秀逸1人を輩出しました。
書道パフォーマンスでは、地元である日野市・八王子市に留まらず、近年ではその活動の幅を全国へと広げています。そして2025年は、大学東日本代表として大阪・関西万博で開催されたイベントに出演し、書道の持つ新たな表現力と可能性を世界に発信。「文字のチカラ」で、人々の心を動かし、社会に活力を与える挑戦を続けています。

  • 主将

    音渕胡々

  • 監督

    福井淳哉

  • 部員数

    30名

  • 活動日

    月~金(17:00~19:30)
    土(9:00~13:00)

書道展大賞受賞